初めて取材で関わらせていただいたのは2002年のことでした。まだ、入団2年目ということで先輩投手たちから助言をもらい、メキメキと成長していた時代です。
当時は工藤公康さん(現ソフトバンク監督)や桑田真澄さん(評論家)、上原浩治氏(今季限りで引退)ら錚々たる投手陣で、マスクを被っているだけでも疲れたと思います。
そんな環境で英才教育を受けた阿部捕手はあっというまに球界を代表する選手に成長しました。筆者はその後、転勤で関西に異動し2005年から阪神担当になりましたが、それはそれは痛いところでよく撃たれました(筆者は関西出身で少年時代は阪神ファン)。ただ、2009年のWBCの担当で取材した時には阿部選手の打棒が頼もしくて仕方がなかったです。なんぼでも打って欲しいと心から思いました。
そうこうするうち、若い若いと思っていた阿部選手ももう41歳を迎えるシーズンとなりました。いつかは誰もが引退しますが、それが今年になってしまいました。取材した当時の阿部選手のことを思い出しながら、東スポコラムに書かせていただきました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190926-00000030-tospoweb-base
阿部選手、ご苦労様でした。まだ、CSや日本シリーズで戦いは続きます。最後までその勇姿を見させていただきます。巨人のレジェンドの取材に関われて光栄でした。ありがとうございます。
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