地味だなんて僕は思っていません。
しかし、取材させてもらった時、坂口自身がこう言いました。
「1400安打打ってる選手で一番地味なん俺ちゃうかな。(野球ファンのイメージでは)巨人、広島で頑張っている長野の方がたくさんヒット打ってると思ってるんやろなぁ」
2020年、浦添キャンプでインタビューに応じてくれたとき、最後の方にそう話しました。
僕としては、非常に華のある人気者だと思っています。
オリックス時代にもファンから支持を得ていました。
ただ、巨人や阪神のような人気球団とは無縁だったことも事実です。
ただ、そうなのだったら
結果で世間に大注目されてほしいんです。
他人事だから簡単に言ってしまいますが
来年の7月で37歳になる坂口が2000安打を達成するためには
40歳になるシーズンまでの4年間、120安打ペースでヒットを重ねなければいけません。
数字からすれば可能ですが、簡単ではない。
レギュラーとして常時、試合に出ていないと難しい数字だと思います。
それでも、坂口にはやってほしいなと思っています。
坂口選手は11歳年下で、関係ないのですが僕の妹と同い年です。
僕が近鉄担当をしていた頃、2年目の二十歳でした。
今は本当に立派になりましたが、いつまでたっても気になる弟のような選手です。
自分たちなんかより何倍も稼ぎますが、それでも弟は弟です。
そういう気持ちも含んだコラムを先日、東スポさんに寄稿させていただきました。
どうかチェックしてみてください。
よろしくお願いします。
ヤクルト・坂口には〝最も地味な名球会会員〟を目指してほしい | 東スポWEB
【楊枝秀基のワッショイ!スポーツ見聞録】1408。これはヤクルト・坂口智隆外野手の2019年終了時点の通算安打数だ。あと92本で1500安打。だが、沖縄・浦添での春季キャンプ中、あえてその数字に...
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