怖そう。近寄りづらい。最初の印象はそんな感じでした。
実際に話しかけてみると饒舌なわけでもなく、そんなに話は盛り上がりません。
でも、何か感じるものがあるんです。
この人は口先だけではなくて、自分の思いを自分の言葉で話してくれているなと。
現役時代の姿は僕も覚えていません。
時々、サンテレビだったかなあ、昔の映像が流れてくる時に見たくらいです。
肘を少し突き出したような独特の走るフォーム。
僕たちの知っていた目の前の島野育夫コーチの面影がはっきりとわかる。
間違いなく阪神の歴史に貢献してくれた功労者の一人と言って間違いないです。
島野さんは星野仙一元監督の名参謀として有名でした。
これは中日時代から阪神に行っても変わらずです。
残念ながら両氏とも、もうこの世には存在しません。
互いに信頼を寄せ合い、勝負の世界で結果を残してきた。
フロントマンの星野さんと、陰で支える島野さん。
すごいコンビでした。
生前の島野さんには
自らが若手コーチ時代の教育方針など
いろんなことを質問して、勉強になる答えをいただきました。
若かりし日の新庄剛志さんや桧山進次郎さんとのエピソードなど
興味深い話でした。
そういった背景が来季から加入する大物ルーキー・佐藤輝の成長過程に
影響してくるのではなかろうかという思いで原稿を一本書かせていただきました。
阪神タイガースにはずっと引き継いでいってもらいたい
島野イズムというテーマで東スポさんに寄稿させてもらいました。
楊枝秀基の「ワッショイ!!スポーツ見聞録」のコラムです。
リンクを貼っておきますので、ブログ原稿を導入に合わせてお読みください。
よろしくお願いいたします。
阪神ドラ1・佐藤輝に受け継がれる「島野イズム」 | 東スポWEB
【楊枝秀基のワッショイ!スポーツ見聞録】誰よりも厳しく愛情深い。そんな表現が似合う指導者が、かつて阪神にいた。独特の栃木なまりが特徴。星野仙一氏を名参謀として支えた島野育夫氏がその人だ。 現在は...
本日も読んでいただきありがとうございます。
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