阪神・藤川球児 引退試合

阪神
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藤川球児の引退試合が終わった。

勝った状態で最後のバトンを球児に…とか

ノーヒットノーランされんで良かったな…とか

いろんな思いを持ちながら試合を見守っていました。

 

球児らしいというか

これだけ多くの人々から声援を受けたスーパースターのラストにふさわしい

盛大な引退セレモニーでした。

 

清原さんのメッセージビデオで

「あなたは何も悪くありません。サインを出したのは矢野監督です」という台詞

さすが清原さん。笑ってしまいました。

あれだけ場の空気を持っていける人間ですから

野球界に復帰するなり、世間の人々のためになる仕事に復帰していただきたいです。

僕も巨人担当時代、非常に勉強させていただいた方ですし

少年時代の憧れの選手なので社会で活躍する姿をもっと報道させてもらいたいです。

 

おっと、でも今日は球児の話です。

僕は松坂大輔の担当をデイリースポーツから仰せつかって密着取材していた頃

まだ、阪神の細身の若手選手だった球児に出会っています。

同級生の松坂の担当記者だと言ってオープン戦の時、高知・春野球場でご挨拶をさせてもらいました。

 

その時の反応は印象的でした。

「松坂の担当なんですね。忙しいでしょ。よろしくお願いします」

そう言った後

「松坂に絡めての取材ですか(笑)。僕のことは僕のこととして聞いてくださいね。頑張りますんで」

と自分の言葉で、今となっては球児らしい言葉で答えてくれたのを覚えています。

 

あれから、ご縁があり

2005年には僕が阪神担当になっていました。

そのシーズンに球児は大ブレークしました。

キャンプ中、ブルペンで見たボールは素直にすごかったです。

以前の彼を知らず、先入観なしに見て

なぜにこれまでは活躍できていないのかが不思議なほどでした。

 

それがやはりシーズンに入ると、現在に至る大活躍です。

いい時期に出会え、いいボールを間近で見せてもらい

いい話をたくさん聞けたことは僕の記者としての宝物です。

引退しても、この世の中で野球でこれからも活躍する人でしょう。

昔に聞いた古い話を、おっさん記者の特権でこれからも時々

書かせてもらうこととします。

 

このブログは僕自身にとって

東スポ記事のアーカイブのようになっていますが

自分で作った自分のサイトですので

きょうも好きにさせていただきます。

 

藤川球児の現役時代最後の楊枝秀基記者の原稿リンクを貼っておきますので

ご興味のある方は読んでみてください。

〝火の玉〟を燃やした屈辱と栄光…藤川球児は「WBC」抜きに語れない | 東スポWEB
【楊枝秀基のワッショイ!スポーツ見聞録】あの悔しさは藤川球児をグンと成長させたに違いない。2009年3月に開催されたWBCでの出来事。すでに虎の守護神としての立場を確固たるものにしていた。日本を...

さらに、裏話をという方は

どこかで偶然、出会った時にでもお酒を一杯おごってください。

小出しで少しずつお話しさせていただきます。

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