自分の才能に気づく時があります。
スポーツ選手なら若い段階で他の子供たちとの違いを自覚しているものです。
藤田太陽の場合はやはり、自分の肩の強さが尋常ではないことを中学生で気づいていたようです。
最近、高校野球でよく目にするようになりましたが
遊撃守備などで異常に深く守って一塁にえげつない送球をする選手もいます。
こんなプレーを秋田県の公立高校の選手が20年前からやっていたというところに夢があります。
当時と現在のスカウティングに関しても環境は違っただろうなと思います。
インターネット普及以前と以後では情報伝達の網の広さと速さが違います。
誰にも知られない隠し球を球団の地元の定時制高校に通わせて
球団の練習生として囲い込んで獲得してしまうような手法が現在では無理でしょう。
反面、一芸に秀でた選手を育成枠で獲得して自前で育てるなんて
昔にはできない手法も現在は当たり前に行われています。
世間の移り変わりの速さに比例して、野球界だって変わっていないと不自然てなもんです。
太陽選手の時代の秋田県の高校野球事情なども想像しつつ
コラムの第5弾を読んでいただけますとありがたいです。
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