はなはだ当たり前のお話で恐縮です。
でも、書きたかったのでお許しを。
各球団、来季の陣容が決まりだして秋季練習も始まっております。
そんな折、阪神に目を向けてみますと
コーチ人事にもそんなに大きな動きはございませんでした。
昨年は3位、今年は2位ですからね
虎党の皆さんは非常に厳しいので
自分の息子の評価をするときくらい認めてくれないので
内容からゆーたらねえとか、巨人との差から考えるとねえ〜とか
色々あると思うんですけど2位なんです。
ということでそんなに波風のない人事異動な感じでした。
そこで、僕個人として変化を促してくれる起爆剤と考えているのは
北川博敏新一軍打撃コーチの存在です。
2001年の近鉄時代、代打逆転満塁優勝決定ホームランを打ったあの人です。
僕は北川さんとは2004年の近鉄担当時代に取材させてもらったのが最初の接点です
どうしても中村紀洋、礒部公一、岩隈久志というところに取材が集中しがちでしたが
嫌な顔せず、質問にいくと誠実に対応してくださいました。
6月には合併問題が浮上して選手は集中できにくい雰囲気でした。
しかし、そのシーズンに北川さんはキャリアハイの成績を収めました。
阪神からトレードで入団して4年目。
もう30歳を過ぎていた北川さんは自らの居場所を確固たるものにするため
必死でプレーしていたと思います。
阪神で納得いく成績を残せず
他球団で開花した。
阪神あるあるの典型的な形に思えます。
ただ、その中にはいろんな葛藤もあり
48歳になった今だからこそ、技術とメンタルの両面で若虎に接する引き出しに繋がっていると思うんです。
そんな思いを込めて東スポさんにコラムを書かせてもらいました。
また、よりによって自分の原稿の宣伝ですが
いやでなければお付き合いください。
ミラクル男・北川博敏打撃コーチが「2021猛虎打線」のカギ握る | 東スポWEB
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